正月休みはいいね。
昨年12月の名古屋旅行の思い出をまとめた。うっかりグランプリ(以下GP)の対戦記録を茨城に置いてきてしまったので、主にそれ以外の部分について。
###
12/7(Fri) GP前夜
夕方に地震があり(つくばで震度4)、バスに影響ないかなーと心配するも杞憂。
早めに出たため東京駅に1時間前に着いてしまう。駅構内のラーメン屋で夕食、ラストオーダー前に滑り込む。
夜行バスで名古屋へ。席はほぼ満席。バスは夜行特化の3列席で大変快適だった。まずリクライニングが大きく倒れる。紙製のスリッパをもらえたり、寝過ごしても起こしに来てもらえたりするなどサービスが良い。温度も暑過ぎると言うこともなく、数年前に比べたらほんとに快適になった。
###
12/8(Sat) GP 1日目
6:30頃 新瑞橋 下車、会場に向かう。
7:20頃に会場に着いたら入口前に長蛇の列。土浦から来たSさんと合流。「皆そうまでして並びたいのかな」と思いつつも、じっとしているより手がない。後で知るが、この列はどうやらサイン会目当ての人達だったようだ。
7:30開場。受付やデッキ登録を済ませているうちに、ほどなく他の茨城勢と合流。
本戦参加者は1600人くらいだったそうで、サイン会やサイドイベント目当ての人を含めると2000人はゆうに出入りしていたように思う。とにかく人が多かった。
GP本戦は、5回戦で2日目に抜ける目がなくなった。
なにせ空き時間はたっぷりある。真剣試合の合間に時間がゆったりと流れるGPの雰囲気は中々だ。マジックの話をするのは楽しいし、いろんなデッキと対戦できるし、プレインズウォーカーポイントもお得だ(有効活用するかはかなり怪しいが)ということで結局フル出場。3-6。
ともあれGP出場という大目的は果たしたので、「明日は1日観光かなー」と計画を作り始める。会場に来ていた名古屋の方に色々と教えてもらう。
会場を出る際にも茨城の面々と合流したが、他メンバーは翌日の観光には乗り気でなかったので(※ マジックをやりに来たのだから当たり前だ)、そのまま解散。各自の宿へ。
私も観光に備えてカプセルホテルに移動。「サウナがあれば満足」な身なので1時間ほど浸っているうちに心地よくなってしまう。読書や調べ物もままならないまま1:30就寝。
###
12/9(Sun) GP 2日目(主に観光)
名古屋を見て回るのは2回目だが、前回果たせなかった「普段食べられない名古屋名物を食べたい」欲求を満たすべく各地を回ることに。土日乗車券のおかげで、1日好きに回っても交通費が¥600しか掛からないのは素晴らしい。
まずは一番 気になっていた「喫茶マウンテン」へ。朝8時から営業しているのと、最後に残すのが怖かったので真っ先に向かった。ここは知る人ぞ知る、独創的なメニュウを出す喫茶店として名古屋でも有名。(ただし変なものが多くランキングに載りにくい)。
普通の住宅街にある、ひと目でわかる派手な看板。店の入り口には「八町味噌かき氷」やら「さぼてん」やらの文字が。まだ早いのに店内に4~5組くらい客が入っていたので驚いた。(後から聞いた話では、名古屋では朝に喫茶店を利用する人が多いのだそうな)
ブログで告知されていた期間限定メニュー「甘口イチゴスパ」を注文。見た目は凄かった。麺がピンク(写真)。想像ほど甘くもなく普通に頂けた。量はしっかり1人前。そこそこお腹が膨れる。麺は温かく「温かいデザート」。油で炒めたイチゴも悪くない。麺は確かにパスタで、噛み締めるとパスタの味がちゃんと残っているのだ。生クリームは美味しいし、生イチゴも酸味が効いているので、温冷の違いを楽しみながら頂ける。格段に美味しいという訳ではないので、2杯めを食べたいかというと微妙だが…
その後「さぼてん・ゆずジュース」を頼む。サボテンも自家製なので数に限りがあるのだとか。こちらは見た目も綺麗で清涼感にあふれ美味かった。苦味はほぼ無く、風味だけが残りゆずと調和している。(※ しかしサボテンの破片は食べれたものではない) 私自身心当たりがない味だったので、その辺の野菜での代用は難しそうだ。
オーナーさんの話によれば、この味、研究を重ねてたどり着いたというわけでも無いらしい。とはいえ、ちょっとした切欠でできた良いものを見逃さず活かすのは素晴らしいセンスだ。
(この後の観光のこともあり)2皿目はガマン。「抹茶小倉スパ」は今度の楽しみに取っておき店を出る。
###
次に向かった先は「ひつまぶし」目当てで熱田神宮(近くに発祥のお店があるのだ)。開店10分の時点で既に40分待ちだった。待ち時間に熱田神宮をぐるっと一通り見る。私のような観光客も多かったが、ちょうど結婚式が行われていて境内は華やか。巫女さんの演舞やら立派な建築やらを見つつゆったりする。
観光地なだけに名古屋っぽいものもいろいろあり、きしめんの店や、買うと名古屋弁を喋ってくれる自販機なんかが置いてあった。
そうこうしているうちに、ひつまぶし(\3,100)。おひつは木製で、1人前だったが結構な量がある。カウンターの席だったので、厨房をじっくり見ることができた。狭い厨房に10人くらいが調理配膳をしていたが、きびきび動き手際が良く実に気持ちよい。共同作業の極致を見た気がする。サービスも日本料理の料亭と同じくらい徹底していて、私がお茶を飲み終えた直後に(何もこちらから言わないのに)さっと出してもらえた。さりげないところが実に清々しい。
肝心の味も申しぶんなかった。どこをとっても香ばしさが際立ち、タレも過不足なく染み渡っていて、実に美味い。ぱりぱりした焼きウナギの食感もたまらない。ひつまぶしは「そのまま」「薬味(ネギ、のり、わさび)」「茶漬け」と食べ方を好みで試せる。いろいろ食べ比べたが、私なりの結論として、ネギ多め、のり少しを加えてそのまま頂くのが一番好みだ。
美味しいものはほんの少し頂くだけでも満足だが、量・質ともに暖かい気持ちになれ、食後しばらく呆然自失、わけもなく自然の中でゆったり考えごとに耽りたくなった。日本食(ご飯)っていいなと感動した。今回の名古屋で一番の収穫である。
###
というわけで次に美術館に立ち寄ったのだが(金山駅近くにボストン美術館があるのだ)、偶々「日本美術の至宝」という特別展をやっていて、入ると間違いなく4~5時間コースになりそうで断念、ちょっとだけ覗いて出る。そのまま水族館を目指し名古屋港へ。
1月に沖縄に旅行してより水族館いいなと思っていたが、この名古屋の水族館も想像以上に大きく、特にイルカやシャチなど大型魚や海生の哺乳類を多数飼育しており見応えがあった。ロボットの展示や水槽の耐圧性、メンテナンス装置をついつい見てしまうのは職業柄だろうか。南極観測船の展示もあり1日かけて回れないくらい見所がある。
###
帰りに水族館近くのショッピングモールに。ヤキソバの隣にクリーム善哉が並ぶ店とかがあり、風景には馴染んでいるが冷静に見ると妙な取り合わせのものが多い。(こういうのを見たかった)
移動中にリーマンさんの12月4日のDN記事(http://riemann.diarynote.jp/?day=20121204)を見つけ、名古屋には「あんかけパスタ」なるものがあることを知っていたので、JETTYというパスタ屋さんで、味噌ソースのパスタを注文してみた。ハヤシライスのような風味。名古屋のパスタはどうも麺が太いようで、なんというか昔の給食メニュウを思い出す。懐かしさもあってかソコソコ楽しめたが、トマトベースに味噌が合うかといわれると疑問符。美味しいのは、あんかけ かどうかとは無関係ない。ただ、これを参考に家でパスタソースを作る時、一度あんかけにしてみよう。
###
ラーメン目的で矢場町に向かうついでに、近隣のカードショップも見ていこうと思い、3軒ほど探してうろうろ。なぜか降って来る雪。傘を駅ロッカーに置いてきた身としては焦る。初めてだとけっこう判りにくい場所にあるので(たまに見つからなかったりもして)難儀する。当時は新しいiphone付属のマップ機能がどうにもダメで… 道行く人に説明するのに思いのほか手間取ったりとハプニングもあった。
イエサブで《管区の隊長》とか\100と安かったので記念購入しつつ、別のカードゲームの大会を眺めてくる。さすがにマジック勢はいないか。
そうこうしつつも、中華料理屋 味仙に到着。矢場町は色々名物があるが、関東ではちょっと食べにくい名古屋のご当地ラーメン「台湾ラーメン」はどうしても食しておきたかった。調べたところ、味仙が発祥の店らしい。
中華料理屋は大変繁盛していて、グループ利用客がほとんどだった。
観光でなければ普通に中華を頂きたかったが、ぐっと堪えて台湾ラーメン(\580)を注文。辛さ控えめの「台湾ラーメン(アメリカン)」という選択肢は敢えて見なかったことにして、普通の辛さで頼んだ。
唐辛子を除けることができないくらい大量に入っている(写真)。事実辛かった。帰りの電車の中でも、まだ唇がひりひりしたくらいだ。はじめは麺を口にするたびに咳き込み、汗もだらだらと流れてくる。しかし、肉の旨みがスープにしっかり残っておりたいへん美味かった。身体の底から健康的になるような、ちょっとしたサウナのような感覚が味わえた。また機会があれば食べに行きたい。
###
目的のものは概ね食べたので、GPの会場、吹上へと戻る。ちょうど本戦決勝の前だった。幸い決勝を初めから最後まで見ることができた。小北さんが始終ゆったり構えて、対戦相手のAryabhimaさんと笑顔で話をしているのが印象的だった。齷齪せず、自然に、悠然と。私も舞台に立つ時にはこうありたいと思った。
会場は撤収ムード。居残る理由はないので、余韻に浸る間もなく会場を後にした。
翌日から東京で出張のため、そのまま名古屋駅に移動、マクドナルドで準備にかかる。22:30頃に追い出され、駅のバス待合室で暖を取る。夜行バスでぐっすり、東京へ。
###
総括。2日だけだが名古屋を満喫できた。予想以上に魅力的だったので、近いうちもう一度行きたい。
昨年12月の名古屋旅行の思い出をまとめた。うっかりグランプリ(以下GP)の対戦記録を茨城に置いてきてしまったので、主にそれ以外の部分について。
###
12/7(Fri) GP前夜
夕方に地震があり(つくばで震度4)、バスに影響ないかなーと心配するも杞憂。
早めに出たため東京駅に1時間前に着いてしまう。駅構内のラーメン屋で夕食、ラストオーダー前に滑り込む。
夜行バスで名古屋へ。席はほぼ満席。バスは夜行特化の3列席で大変快適だった。まずリクライニングが大きく倒れる。紙製のスリッパをもらえたり、寝過ごしても起こしに来てもらえたりするなどサービスが良い。温度も暑過ぎると言うこともなく、数年前に比べたらほんとに快適になった。
###
12/8(Sat) GP 1日目
6:30頃 新瑞橋 下車、会場に向かう。
7:20頃に会場に着いたら入口前に長蛇の列。土浦から来たSさんと合流。「皆そうまでして並びたいのかな」と思いつつも、じっとしているより手がない。後で知るが、この列はどうやらサイン会目当ての人達だったようだ。
7:30開場。受付やデッキ登録を済ませているうちに、ほどなく他の茨城勢と合流。
本戦参加者は1600人くらいだったそうで、サイン会やサイドイベント目当ての人を含めると2000人はゆうに出入りしていたように思う。とにかく人が多かった。
GP本戦は、5回戦で2日目に抜ける目がなくなった。
なにせ空き時間はたっぷりある。真剣試合の合間に時間がゆったりと流れるGPの雰囲気は中々だ。マジックの話をするのは楽しいし、いろんなデッキと対戦できるし、プレインズウォーカーポイントもお得だ(有効活用するかはかなり怪しいが)ということで結局フル出場。3-6。
ともあれGP出場という大目的は果たしたので、「明日は1日観光かなー」と計画を作り始める。会場に来ていた名古屋の方に色々と教えてもらう。
会場を出る際にも茨城の面々と合流したが、他メンバーは翌日の観光には乗り気でなかったので(※ マジックをやりに来たのだから当たり前だ)、そのまま解散。各自の宿へ。
私も観光に備えてカプセルホテルに移動。「サウナがあれば満足」な身なので1時間ほど浸っているうちに心地よくなってしまう。読書や調べ物もままならないまま1:30就寝。
###
12/9(Sun) GP 2日目(主に観光)
名古屋を見て回るのは2回目だが、前回果たせなかった「普段食べられない名古屋名物を食べたい」欲求を満たすべく各地を回ることに。土日乗車券のおかげで、1日好きに回っても交通費が¥600しか掛からないのは素晴らしい。
まずは一番 気になっていた「喫茶マウンテン」へ。朝8時から営業しているのと、最後に残すのが怖かったので真っ先に向かった。ここは知る人ぞ知る、独創的なメニュウを出す喫茶店として名古屋でも有名。(ただし変なものが多くランキングに載りにくい)。
普通の住宅街にある、ひと目でわかる派手な看板。店の入り口には「八町味噌かき氷」やら「さぼてん」やらの文字が。まだ早いのに店内に4~5組くらい客が入っていたので驚いた。(後から聞いた話では、名古屋では朝に喫茶店を利用する人が多いのだそうな)
ブログで告知されていた期間限定メニュー「甘口イチゴスパ」を注文。見た目は凄かった。麺がピンク(写真)。想像ほど甘くもなく普通に頂けた。量はしっかり1人前。そこそこお腹が膨れる。麺は温かく「温かいデザート」。油で炒めたイチゴも悪くない。麺は確かにパスタで、噛み締めるとパスタの味がちゃんと残っているのだ。生クリームは美味しいし、生イチゴも酸味が効いているので、温冷の違いを楽しみながら頂ける。格段に美味しいという訳ではないので、2杯めを食べたいかというと微妙だが…
その後「さぼてん・ゆずジュース」を頼む。サボテンも自家製なので数に限りがあるのだとか。こちらは見た目も綺麗で清涼感にあふれ美味かった。苦味はほぼ無く、風味だけが残りゆずと調和している。(※ しかしサボテンの破片は食べれたものではない) 私自身心当たりがない味だったので、その辺の野菜での代用は難しそうだ。
オーナーさんの話によれば、この味、研究を重ねてたどり着いたというわけでも無いらしい。とはいえ、ちょっとした切欠でできた良いものを見逃さず活かすのは素晴らしいセンスだ。
(この後の観光のこともあり)2皿目はガマン。「抹茶小倉スパ」は今度の楽しみに取っておき店を出る。
###
次に向かった先は「ひつまぶし」目当てで熱田神宮(近くに発祥のお店があるのだ)。開店10分の時点で既に40分待ちだった。待ち時間に熱田神宮をぐるっと一通り見る。私のような観光客も多かったが、ちょうど結婚式が行われていて境内は華やか。巫女さんの演舞やら立派な建築やらを見つつゆったりする。
観光地なだけに名古屋っぽいものもいろいろあり、きしめんの店や、買うと名古屋弁を喋ってくれる自販機なんかが置いてあった。
そうこうしているうちに、ひつまぶし(\3,100)。おひつは木製で、1人前だったが結構な量がある。カウンターの席だったので、厨房をじっくり見ることができた。狭い厨房に10人くらいが調理配膳をしていたが、きびきび動き手際が良く実に気持ちよい。共同作業の極致を見た気がする。サービスも日本料理の料亭と同じくらい徹底していて、私がお茶を飲み終えた直後に(何もこちらから言わないのに)さっと出してもらえた。さりげないところが実に清々しい。
肝心の味も申しぶんなかった。どこをとっても香ばしさが際立ち、タレも過不足なく染み渡っていて、実に美味い。ぱりぱりした焼きウナギの食感もたまらない。ひつまぶしは「そのまま」「薬味(ネギ、のり、わさび)」「茶漬け」と食べ方を好みで試せる。いろいろ食べ比べたが、私なりの結論として、ネギ多め、のり少しを加えてそのまま頂くのが一番好みだ。
美味しいものはほんの少し頂くだけでも満足だが、量・質ともに暖かい気持ちになれ、食後しばらく呆然自失、わけもなく自然の中でゆったり考えごとに耽りたくなった。日本食(ご飯)っていいなと感動した。今回の名古屋で一番の収穫である。
###
というわけで次に美術館に立ち寄ったのだが(金山駅近くにボストン美術館があるのだ)、偶々「日本美術の至宝」という特別展をやっていて、入ると間違いなく4~5時間コースになりそうで断念、ちょっとだけ覗いて出る。そのまま水族館を目指し名古屋港へ。
1月に沖縄に旅行してより水族館いいなと思っていたが、この名古屋の水族館も想像以上に大きく、特にイルカやシャチなど大型魚や海生の哺乳類を多数飼育しており見応えがあった。ロボットの展示や水槽の耐圧性、メンテナンス装置をついつい見てしまうのは職業柄だろうか。南極観測船の展示もあり1日かけて回れないくらい見所がある。
###
帰りに水族館近くのショッピングモールに。ヤキソバの隣にクリーム善哉が並ぶ店とかがあり、風景には馴染んでいるが冷静に見ると妙な取り合わせのものが多い。(こういうのを見たかった)
移動中にリーマンさんの12月4日のDN記事(http://riemann.diarynote.jp/?day=20121204)を見つけ、名古屋には「あんかけパスタ」なるものがあることを知っていたので、JETTYというパスタ屋さんで、味噌ソースのパスタを注文してみた。ハヤシライスのような風味。名古屋のパスタはどうも麺が太いようで、なんというか昔の給食メニュウを思い出す。懐かしさもあってかソコソコ楽しめたが、トマトベースに味噌が合うかといわれると疑問符。美味しいのは、あんかけ かどうかとは無関係ない。ただ、これを参考に家でパスタソースを作る時、一度あんかけにしてみよう。
###
ラーメン目的で矢場町に向かうついでに、近隣のカードショップも見ていこうと思い、3軒ほど探してうろうろ。なぜか降って来る雪。傘を駅ロッカーに置いてきた身としては焦る。初めてだとけっこう判りにくい場所にあるので(たまに見つからなかったりもして)難儀する。当時は新しいiphone付属のマップ機能がどうにもダメで… 道行く人に説明するのに思いのほか手間取ったりとハプニングもあった。
イエサブで《管区の隊長》とか\100と安かったので記念購入しつつ、別のカードゲームの大会を眺めてくる。さすがにマジック勢はいないか。
そうこうしつつも、中華料理屋 味仙に到着。矢場町は色々名物があるが、関東ではちょっと食べにくい名古屋のご当地ラーメン「台湾ラーメン」はどうしても食しておきたかった。調べたところ、味仙が発祥の店らしい。
中華料理屋は大変繁盛していて、グループ利用客がほとんどだった。
観光でなければ普通に中華を頂きたかったが、ぐっと堪えて台湾ラーメン(\580)を注文。辛さ控えめの「台湾ラーメン(アメリカン)」という選択肢は敢えて見なかったことにして、普通の辛さで頼んだ。
唐辛子を除けることができないくらい大量に入っている(写真)。事実辛かった。帰りの電車の中でも、まだ唇がひりひりしたくらいだ。はじめは麺を口にするたびに咳き込み、汗もだらだらと流れてくる。しかし、肉の旨みがスープにしっかり残っておりたいへん美味かった。身体の底から健康的になるような、ちょっとしたサウナのような感覚が味わえた。また機会があれば食べに行きたい。
###
目的のものは概ね食べたので、GPの会場、吹上へと戻る。ちょうど本戦決勝の前だった。幸い決勝を初めから最後まで見ることができた。小北さんが始終ゆったり構えて、対戦相手のAryabhimaさんと笑顔で話をしているのが印象的だった。齷齪せず、自然に、悠然と。私も舞台に立つ時にはこうありたいと思った。
会場は撤収ムード。居残る理由はないので、余韻に浸る間もなく会場を後にした。
翌日から東京で出張のため、そのまま名古屋駅に移動、マクドナルドで準備にかかる。22:30頃に追い出され、駅のバス待合室で暖を取る。夜行バスでぐっすり、東京へ。
###
総括。2日だけだが名古屋を満喫できた。予想以上に魅力的だったので、近いうちもう一度行きたい。
コメント