もうモトはとった

2012年9月22日 MTG（スタンダード）コメント (2)

スタンダード環境が移り変わるので、「ミラディンの傷跡」ブロックのカードを集め束に整理していたら、懐かしい思いがこみ上げてくる。

《出産の殻》は横浜GPの頃に4枚購入したもの。付き合いは短いけれど随分と遊ばさせてもらい、良い買い物をしたなと思う。金属世界の生物も産まれるときは愛くるしい造形なんだと思わせる、心和むイラストなのもいい感じ。（ほんとにファイレクシア勢力のカードなのか？）
《殻》のデッキは別に1枚差しでもよく、好きなカードを入れる余地が広い。そのためドラフト等で強いカードを手に入れるたび、少しずつ入れ替えて強くできた。そういえば、デッキ内のカードでわざわざシングル購入したのは《出産の殻》（4枚で￥1,400）と《呪文滑り》(￥550)と、サイドの《冒涜の行動》（2枚で￥200）くらいなもので、あとはドラフトなんかで適当に集まった。デッキ製作のコストパフォーマンスがあまり気にならない、なんだか不思議なデッキだった。

以前作った、出産の殻デッキの別バージョンについて書いていなかったので、崩す前にメモしておこうと思う（大会での最高成績は2-1）。

・不死クリーチャーのカウンターを、《呪詛の寄生虫》で取り除いて使いまわせたらいいなあ、というのが構想の発端。
・《出産の殻》デッキは、自分のクリーチャーもたくさん死ぬので、相性のよさそうな《血の芸術家》やら《排水路の汚濁》やらが入っている。
・《組み直しの骸骨》は、ゾンビがいないと戻ってこない《墓所這い》よりステキ！
・7マナのクリーチャー不採用により、残念ながら《吠え霊》は入らず。
・サイドの《漸増爆弾》は《呪詛の寄生虫》があると使いやすいので、積極的に入れ替えて良い。
・サイドの《ぬいぐるみ人形》セット一式はロマンだが、なかなか出番が来ない。
・《ゲラルフの伝書使》とか持ってないので、色は似ているが「ゾンビ殻」にはなりようがない。《高原の狩りの達人》も居ないまま終わりを迎えてしまった。

【スタンダード】　緑赤黒・出産の殻デッキ

クリーチャー(30)
4《極楽鳥》
2《呪詛の寄生虫》
4《血の芸術家》
3《絡み根の霊》
1《エルフの幻想家》
1《組み直しの骸骨》
1《呪文滑り》
1《まばゆい魂喰い》
1《国境地帯のレインジャー》
1《夜明けのレインジャー》
1《吸血鬼の夜鷲》
1《グリセルブランドの猟犬》
1《皮裂き》
1《ファルケンラスの貴族》
1《ファイレクシアの変形者》
1《真面目な身代わり》
1《スラーグ牙》
1《酸のスライム》
1《雷口のヘルカイト》
1《業火のタイタン》
1《墓所のタイタン》

スペル(7)
3《出産の殻》
1《情け知らずのガラク》
1《排水路の汚濁》
2《忌むべき者のかがり火》

土地(23)
6《森》
2《山》
2《沼》
2《魂の洞窟》
4《根縛りの岩山》
3《内陸の湾港》
3《森林の墓地》
1《ケッシグの狼の地》

サイド(15)
1《悪名の騎士》
1《躁の蛮人》
1《ウルフィーの銀心》
1《士気溢れる徴集兵》
1《ぬいぐるみ人形》
3《冒涜の行動》
3《火柱》
2《帰化》
2《漸増爆弾》